道は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、鈴木直道知事は札幌市内に新たな臨時医療施設を開設することを明らかにした。全道の新規感染者は減少傾向が見られるが、札幌市など特定措置区域の感染者が75%を占めており、「来週から患者を受け入れるようスピード感をもって調整を進めてほしい」と本部員に指示した。近く受け入れ対象者や規模を発表する。
全道の1日現在の感染状況は、重症者用病床使用率を除き、警戒ステージのすべての指標で前週を下回った。特定措置区域では、札幌市の新規感染者数や入院患者の病床使用率が、最も深刻な「ステージ4」を大きく上回る。旭川市は病床使用率が前週を上回り、新規感染者数も札幌市を上回っている。
また、直近1週間の検査数では90%が感染力の強いデルタ株(インド由来の変異株)に置き換わった。
今後の対策として、▽人と人との接触を減らし感染の抑制を図る▽経済界と一丸となり出勤抑制などの取り組みを進める▽新学期の学校では感染確認が続いており、児童生徒や家族の健康観察を徹底し、感染者が出た場合は迅速で幅広な休業措置、検査の徹底を図る―などを確認した。
ワクチン接種では、アストラゼネカ製の接種希望者の登録を8月30日から開始し、9月2日午前9時までの登録者数は475人。接種日は9月6日以降を予定している。8月31日現在、道内で2回のワクチン接種を終えたのは37・9%、65歳以上は85%。
















