北海道防衛局は6日、航空自衛隊千歳基地で行われる日米共同訓練の概要を公表した。訓練期間は13~22日の10日間、米軍は第18航空団(沖縄県嘉手納基地)のF15戦闘機12機、人員約240人が参加する中規模の「タイプ2」。苫小牧市などは、訓練参加者への新型コロナウイルス感染対策の徹底を求めた。
在日米軍再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転。空自千歳基地では2008年に始まり、今回が11回目。昨年8月に続き、コロナ下での訓練となる。道防衛局で同日開かれた「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」で概要が示された。
人員や物資を運ぶ輸送機の飛来は訓練前後の9日開始、24日終了を予定。空自は第2航空団(千歳)、航空救難団(千歳・秋田)が参加する。訓練は戦闘機による模擬戦闘、航空救難などで、積丹半島西方、日高南方の訓練空域で展開する。
連絡協議会では基地所在地の苫小牧、千歳両市と道がコロナ対策など9項目を共同で求めた。道防衛局は米兵の訓練参加者のPCR検査と、仮に感染者が出た場合は同基地内で隔離し、米軍施設に搬送すると回答したという。
岩倉博文市長は同日の記者会見で「昨年もコロナ下で訓練したが、心配される市民もいる。しっかり情報を出し、撤収、完了まで市民の安全、安心に努めたい」と強調。ホームページや苫小牧民報の「市役所だより」で訓練時期や内容を周知する。騒音の臨時測定局も国、市で3局ずつ設け、常時測定局16局との計22局体制でチェックする。
















