白老「界ポロト」は来年1月開業 星野リゾート マイクロツーリズム推進

白老町で来年1月に開業する界ポロトの外観画像(星野リゾート提供)

 総合リゾート運営会社の星野リゾート(本社長野県軽井沢町)は8日、オンライン記者会見を開き、2022年1月14日に白老町若草町1のポロト湖畔に温泉旅館「界ポロト」を開業することを明らかにした。「界」ブランドの道内進出は初めてで、全国では19施設目。

 界ポロトは、鉄筋コンクリート造り4階建てで延べ床面積4900平方メートル、敷地面積は9300平方メートル。今年10月14日の完成を予定している。客室数は42室で、コンセプトは「ポロト湖の懐にひたる、とんがり湯小屋の宿」。

 料金は1泊2日で1人2万8000円(2人1室利用時)から。日帰り入浴は一般1500円、白老町民400円。モール温泉が楽しめ、湖岸付近にアイヌ民族の伝統建築・丸太組み3脚構造をイメージした宿泊者専用の浴場(一部木造)を設置し、別棟に日帰り用浴場を設ける。

 新型コロナウイルスの影響を受ける中、同社は自宅周辺を観光するマイクロツーリズムを推進するほか、コロナ後にインバウンド(訪日外国人旅行者)が戻ることも見据え、今年冬には札幌、小樽両市に都市観光ホテル「OMO(オモ)」も開業する。

 オンライン会見に臨んだ星野佳路代表は「道内で500万人の市場があり、首都圏や関西圏からの航空便も多く国内需要が確保できる」とし「インバウンドにとっても北海道は非常に魅力的。アジアや欧米で道内の雪質、雪山の魅力が浸透している」と述べた。

 今後、全国で新規開業の案件を抱えており、インバウンドは25年の大阪・関西万博に向けて少しずつ戻ると予測。星野代表は「道内と国内、インバウンドの三つの市場を組み合わせて集客することが大事。私たちの実力を北海道で示すことができれば、苫小牧などでも新しいチャンスを頂けると期待している」と話した。

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