愛犬が警察犬に 2度目の挑戦優れた嗅覚で合格、テリアの採用珍しく

愛犬が警察犬に 2度目の挑戦優れた嗅覚で合格、テリアの採用珍しく
訓練士の山道さんと道警の嘱託警察犬コジロウ号

 苫小牧市拓勇東町5の会社員福澤勝美さん(61)の愛犬「コジロウ」(スコティッシュ・テリア、雄4歳)が道警札幌方面嘱託警察犬審査会で合格し、1年間の任期で警察犬として活動することになった。道警広報課によると、スコティッシュ・テリアが道内で嘱託警察犬として採用されるのは「非常に珍しい」という。

 任期は9月1日から来年8月まで。苫小牧署の管轄で活動する。コジロウは、嗅覚に優れた犬種。6月に札幌市の定山渓で行われた審査会では、「臭気選別」と呼ばれる部門に出場した。

 審査では、特定のにおいを付けたハンカチを嗅がせ、約10メートル先にある五つの目標のうち、同じにおいの物を持って来させるテストを4回受け、合格を勝ち取った。審査会出場は昨年に続き2回目で、念願の合格となった。飼い主の福澤さんは「(パートナーの)訓練士さんを信頼しており、きっと仕事をやり遂げてくれる」と笑顔を見せる。

 全日本警備犬協会を前身とするジャパンケネルクラブ(JKC)の公認訓練士山道ゆかりさん(37)はコジロウの訓練士として、登別市から週3回ペースで来苫し、訓練を重ねてきた。山道さんは、ペアを組むことになったコジロウについて「明るく元気で、へこたれない性格」と好印象。捜査や捜索も「きっと真面目にこなす」と太鼓判を押す。

 道警広報課によると、警察犬には性格、能力などからドーベルマンやシェパード、コリー種などが選ばれやすい。担当者は、スコティッシュ・テリアが道内の警察犬に委嘱されるのは「手元に残る2006年以降の記録では初。大変珍しいのは間違いない」とし、今後の活躍に期待を寄せた。

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