帝国データバンク札幌支店は、2021年の女性登用に対する道内企業の意識調査結果を発表した。自社の女性管理職(課長相当職以上)の割合は平均8・4%となり、前年に比べ1・2ポイント上昇した。また、男性の育児休業取得の推進状況では、約半数の企業が育休取得に前向きだった。
女性管理職の割合は、政府目標の「30%」を超えている企業は8・5%。前年比2ポイント上昇した。一方、女性従業員の割合は前年から横ばいの平均22・9%。女性役員(社長含む)の割合は1・6ポイント増えて平均10・3%となった。
女性管理職の企業規模別では、大企業が平均5・7%だったのに対し、中小企業は9%。中小企業のうち小規模企業は10・7%となり、規模が小さい企業ほど割合は高い。業界別では、「不動産」が19・3%でトップ。これに「金融」(16・5%)、「小売」(13・5%)が続いた。
女性登用を進めている企業は前年比3ポイント増の39・3%。内訳は、「社内人材の登用を進めている」が34・3%で、「社外からの登用を進めている」が10%だった。企業からは「積極的に進めていきたいが、結婚・出産を機に退職する女性従業員が多い。女性に魅力のある仕事内容、職場環境の整備について業界を挙げて進めていく必要がある」(一般土木建築工事)との指摘も出ている。
男性の育休取得に関しては、「積極的に取得を推進している」と回答した企業は6・4%。「今後推進する」は43・4%が回答した。合わせて約半数の企業が、育休取得推進に前向きな姿勢を示している。
調査は7月15~31日に道内企業1018社を対象に実施。519社から回答を得た(回答率51%)。
















