北海道教育委員会は道立高校、中等教育学校(後期課程)合わせて223校のスクール・ミッション(学校の使命)を公表した。全日制をはじめ、定時制、通信制の各校は今後、それぞれの方向性を定めて魅力化、特色化を図る。
スクール・ミッションは、社会や地域の実情、生徒像を踏まえながら各校が生徒の資質や能力を設定する、目指す高校像。育成方針や特色ある教育課程、志願してほしい生徒像の三つの方針を明示している。2021年1月の中央教育審議会答申「令和の日本型学校教育の構築を目指して」で策定されることになった。
道立高校(中等教育学校後期課程)は、学校設置者の道教委が示すスクール・ミッションの中から項目を選択。これに独自のスクール・ミッションを加え、学校の特色化、魅力化を図る。今後、自校のホームページなどに掲載し、進学する中学生の進路選択の一助として周知する。
具体的に示された各校のスクール・ミッションは、苫小牧東高は▽多様化する国際社会において主体的かつ協働的に取り組む資質・能力を身に付けた生徒の育成▽向学心や探究心を身に付け、自己の進路決定に向けて意欲的に学習に取り組む生徒の育成。
苫小牧工業高は▽豊かな人間性や社会性を培い、自立した社会人・職業人となる生徒の育成▽ものづくりを通じ、地域や社会の健全で持続的な発展を担う職業人として必要な資質・能力を身に付けた生徒の育成。
穂別高は▽社会人としての基本的な資質を身に付け、地域の課題に対して主体的に考え、取り組むなど、自ら課題解決していく生徒の育成▽ICT(情報通信技術)等を活用した遠隔授業や個に応じた指導を通じて自ら学習意欲や基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、自己実現のために努力する生徒の育成▽学習面・生活面において個に応じた手厚いサポートを行うことを通じて自己有用感を高め、自立的に進路を切り拓くことができる生徒の育成。
登別明日中等学校では▽わが国や国際社会の問題や課題を発見・解決し、新たな価値を創造できる生徒の育成▽北海道で唯一の道立中等教育学校として明日でしかできない先進的な教育を追求し、世界に羽ばたき、明日(あす)を創るグローバルリーダーとしての資質・能力を身に付けた生徒の育成―となっている。
















