静岡県富士市のヘナアーティスト瀧千智さん(34)が、オートリクシャー(三輪タクシー)での北海道一周の旅を終え、発着地点の苫小牧市に戻った。16日夜、1カ月半の長旅を共にした愛車と小樽港からフェリーで帰途に就く。
10年ほど前、瀧さんが東南アジアで日本人向けゲストハウスの管理業務に従事していた時に出合ったという「オートリクシャー」。
魅力あふれる車に乗って「日本全国にアートを届けたい」と、今年4月にパキスタン製の新車を購入した。「新型コロナウイルス禍で納車が遅れるイレギュラーもあったけど、夏の北海道旅に間に合って良かった」と話す。
8月1日、花をモチーフに自らデザインした愛車は苫小牧港・西港のフェリーターミナルを出発。支笏湖を経て、網走や知床なども回った。各地のイベントに出店してインド雑貨を販売したり、消えるタトゥーと呼ばれるヘナアートの魅力を発信したり。海外生活時代の友人たちとの再会や新たな出会いを楽しみながら道内を一巡し、13日に苫小牧に戻った。
「人の温かさと大自然を満喫できた。道行く人たちが手を振ってくれたり、菓子や飲み物を差し入れしてくれたりしうれしい毎日だった」と瀧さん。「愛車のトラブル時も多くの人が助けてくれた。みんなのおかげで達成できた感謝の旅です」と笑顔をはじけさせた。
















