農業機械製造のクボタ(本社大阪市)は、苫小牧市新明町2に物流拠点「クボタロジスティクスターミナル苫小牧」を新設した。配送経路の簡素化、物流の効率化を図ろうと、市内3カ所を含む道内7カ所の倉庫を集約。また、農業機械の展示・研修施設「北海道クボタビジターセンター」を併設し、同社は「北海道農業の発展に貢献していく」と力を込めている。
それぞれ10日に開所した。クボタロジスティクスターミナル苫小牧は鉄骨造平屋建て延べ床面積8610平方メートル。総事業費22億円で、昨年9月から既存倉庫の建て替え工事を進めていた。従業員は6人体制。
同社はこれまで、農業機械を市内3カ所の倉庫から、道内4カ所の支社倉庫に配送し、さらに営業所を経由した上で、利用客に届けていたという。このため複数の倉庫で在庫を抱え、倉庫間などの移送コストも掛かる課題があった。
同社は新拠点で農業機械の在庫を一元管理する考えで「倉庫間のトラック移送をなくせばコスト削減、納品までのスピードアップにつながる。北海道内の農業機械の物流が効率化できる」と説明する。
ビジターセンターは同社グループの北海道クボタ(本社札幌市)が、新拠点に併設して開所した。総事業費4億円で、2階建て延べ床面積約1000平方メートルの展示施設を構え、田植え機やコンバインなどを常設展示している。
今後は農業機械のメンテナンスや営農に関する講習なども開く考えで、「お客さまに有益な情報発信を強化する」としている。10月5日に北海道クボタのホームページで、同センターを利用するための予約フォームを開設する予定だ。
















