北海道電力と道は15日、「ほっかいどう企業の森林づくり」事業に関する協定を締結した。北電は創立70周年記念事業として、道民の森・神居尻地区「水源の森」(当別町)で今年度から向こう10年間、植樹や育樹などを行う。
「企業の森林づくり」事業の協定は2007年度からスタート。道が社会的な貢献を希望する企業と森林所有者の橋渡しを行い、道内の森林整備を行うのが狙い。今回の北電との協定が55件目。
北電では今後10年間、神居尻地区で森林再生、水源涵養(かんよう)機能の回復・維持、生物多様性の保全を目的とした植樹・育樹を行う。植樹は3ヘクタールにわたり、シラカバやミズナラなど6000本を予定。また、道立北の森専門学院と連携し、将来の森林づくりを担う人材の育成も支援する。
道庁で行われた調印式には、藤井裕社長と鈴木直道知事が出席して木製の協定書にサイン。知事は「本道では2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す『ゼロカーボン北海道』の実現を目指す取り組みを進めている」と説明。「この吸収源の確保に向けた森林の適切な整備は喫緊の課題」と強調し、「適切な整備と担い手育成確保の両面で、力添えをいただけることは大変心強い」と話した。
藤井社長は「創立70周年を迎えた北電グループとして、微力ながら貢献できれば」と協定締結の趣旨を紹介。「グループとしてESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営を進め、北海道の皆さんと共に新たな価値を創り上げる『共創』の考え方に基づき、ゼロカーボン北海道など社会的な課題解決に尽力していきたい」と述べた。
















