大規模臨時医療施設開設へ コロナ「第6波」に備え 道感染症対策会議

大規模臨時医療施設開設へ コロナ「第6波」に備え 道感染症対策会議
新たな大規模臨時医療施設の開設を指示した鈴木知事=16日午後3時50分ごろ、道庁

 道は16日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。鈴木直道知事は30日を期限に北海道に発令されている緊急事態宣言の下、感染状況の一段の改善を図りながら、今後の感染の再拡大(第6波)に備え「今から医療提供体制の強化に向けた準備が必要だ」と強調。「これまでの経験を踏まえ、大規模な臨時医療施設の確保に向けた検討を加速してほしい」と本部員に指示した。

 知事は医療提供体制の充実強化に向け、これまで「宿泊療養施設の効果的な活用や、宿泊療養施設を臨時医療施設にして抗体カクテル療法、中和抗体薬の療養に取り組んでいる」と説明。10日には札幌市中央区の「ホテルフォルツァ札幌駅前」に臨時医療施設を開設しているが、同市内に新たに大規模臨時医療施設を開設する方針を明らかにした。

 道内の新規感染者数は13日以降、100人を下回る日が多く減少傾向。15日時点の直近1週間の人口10万人当たりでは、全道が15・1人、札幌市が22・7人と、いずれも国のステージ4の基準(25人)を下回っている。ただ、10万人当たりの札幌市の療養者数は34・7人で、国のステージ4(30人以上)を上回っている。

 知事は「札幌市を中心に療養者数が高い水準にあり、重症者数も減少傾向になっていない」と指摘し、「感染者数が減少してくると、どうしてもガードが下がる。今後のリバウンドに最大限の警戒が必要だ」と述べた。

 さらに今週末の3連休から始まるシルバーウイークについて「昨年の秋もシルバーウイークから感染が増加した」と説明し、「ここでもう一段、新規感染者数を減少させ、医療提供体制の負荷を低減させていくことが必要」と述べ、3連休の外出をなるべく避けるよう道民に協力を求めた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る