日高軽種馬農業協同組合はおととし新設したサラブレッド１歳馬の競り市「セプテンバーセール」を２１、２２両日、新ひだか町静内神森の北海道市場で開催する。競りは各日正午から開始。上場登録頭数は牡２２７頭、牝３０３頭の計５３０頭。

　昨年は３日間の開催で、牡２６８頭、牝３７５頭の計６４３頭が登録。総売り上げは２２億１１２２万円、売却率は７５・０４％だった。

　今年は日高町門別・ヤナガワ牧場生産のコパノリッキーや浦河町・市川牧場生産のホッコータルマエなど注目を集める種牡馬から、キングカメハメハ産駒のラブリーデイやステイゴールド産駒のフェノーメノなどの産駒が多数上場予定。

　セール中は、北海道市場と千歳方面（ＡＮＡクラウンプラザホテル千歳、ホテルグランテラス千歳、新千歳空港）を結ぶ送迎バスを運行。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、購買者は事前登録とし、会場に入れるのは登録者と随行者各１人とする。会場の入り口も限定し、入場前に検温を実施。マスクの着用と手指の消毒、ソーシャルディスタンス（社会的距離）の確保を呼び掛ける。