苫小牧市社会福祉協議会は、生きづらさを抱える若い世代に向けたメッセージボードを作成した。市民のさまざまな悩み事に対応する市社協のコミュニティーソーシャルワーカー(CSW)が中心となって、子どもの不登校や自殺についてまとめた。新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い現在は臨時休館中だが、市民活動センター(若草町)に掲示中。宣言解除後は多くの市民に見てもらいたい考えだ。
ボードは、全国の多くの地域で夏休みが終わる頃から子どもの自殺が増え、昨年は8、9両月で120人の小中高校生が命を絶ったことを説明。不登校の児童生徒も多く、7・6人に1人の中学生が不登校状態またはその傾向にあることにも触れている。
市内ではSAB不登校苫小牧が月2回、不登校の子ども、保護者の交流の場を設けていることや市社協CSWが「きづく・ささえる・つくる・つなげる」を合言葉に、一人ひとりの相談に対応していることも紹介している。
市社協は8月31日と9月1日に、不登校支援グループ「SAB不登校苫小牧」に協力する形で若者の悩みに着目したイベントを計画したが緊急事態宣言で中止となったため、そこで発信したかった内容を手書きでボードにまとめた。
市民活動センターは臨時休館中だが、CSWによる相談は通常通り実施している。市社協担当者は「若い人たちの声に耳を傾ける大人がいることを知ってもらいたいとボードを作成した。1人で悩みを抱え込まず相談してほしい」と呼び掛ける。
相談、問い合わせは市社協地域福祉課 電話0144(32)7111。
















