道は24日、北海道飲食店感染防止対策認証制度(第三者認証制度)をスタートさせた。10月以降の行動制限緩和を見据え、9月1日から札幌市内で試行的に受け付けたところ1500店の申し込みがあったという。道は「今後、段階的に全道に広げたい」としている。
認証制度は、道が定める感染防止対策を講じる飲食店を第三者が認証し、営業時間の短縮や酒類提供停止の要請を緩和するもの。
認証基準は▽来店者の感染予防(8項目)▽従業員の感染予防(5項目)▽施設・設備の衛生管理の徹底(4項目)▽感染者発生に備えた対処方針(2項目)▽推奨項目(9項目)の計28項目。このうち19項目が必須となる。国が感染予防対策として示す「業種別ガイドライン」に沿った内容という。
申請の流れは、事業者が申請(原則電子申請だが、郵送での申請も可能)すると、道の委託を受けた調査員が現地で基準に適合しているかを審査する。規定の感染防止対策が確認できれば、認定書を交付する仕組み。道のホームページで制度を周知し、認証店舗は公表する。
道では「札幌以外の申請についてもできるだけ早く実施したい」としている。
「第三者認証」の基準
◇来店者の感染症予防
店内入り口に消毒設備を設置し、手指消毒を実施。座席は真正面での着座配置はせず、座席の間は最低1メートル以上確保するか、テーブルにパーティションを配置。大皿は避け、料理を個々に提供するか、従業員が取り分ける。卓上の共用調味料、ポット等の設置を避けるか、客の入れ替え時に消毒する。
◇従業員の感染予防
濃厚接触者と判断された従業員は就業禁止。休憩スペースではマスクを着用し対面での食事、会話は避ける。業務開始前に検温・体温確認を行い、体調不良の場合は出勤停止させる。
◇施設・設備の衛生管理の徹底
換気設備で必要換気量を確保。換気設備の清掃、整備等の維持管理を適切に行う。
◇感染者発生に備えた対処方針
感染者が利用していた場合や施設の従業員の感染が判明した場合、保健所の指示・調査等に誠実かつ積極的に対応・協力し感染拡大防止策を講じる。
◇推奨項目
施設は具体的な方法や手順、清掃・消毒の頻度などを定めたチェックリストを作成する。
















