岸田新総裁に市民の声 経済対策や子育て支援を、分かりやすい政治に、若い世代暮らしやすく

岸田新総裁に市民の声 経済対策や子育て支援を、分かりやすい政治に、若い世代暮らしやすく
新総裁決定の瞬間を見届ける市民=29日午後3時15分ごろ、苫小牧市新開町のケーズデンキ苫小牧店

 自民党新総裁に前政調会長の岸田文雄氏が選出され、岸田新首相の誕生が事実上決まった。新型コロナウイルス禍が続き、次期衆院選が間近に迫る中、苫小牧市民はどう受け止めているのか。まちの声を聞いた。

 苫小牧工業高等専門学校4年の竹田悠真さん(18)は、普段からインターネット交流サイト(SNS)での発言が目立つ河野太郎氏に注目していたといい、岸田新総裁は「お堅く真面目なイメージ」。コロナ禍でアルバイト先の飲食店が閉じたことに心を痛めており、「飲食店へのサポートを」と望む。

 沼ノ端中央の会社員高林健士さん(47)は岸田新総裁に「これまでメディアへの露出が少なく、印象が薄い」と率直な感想を漏らしながら「実年齢より若く見え、ハキハキと考えを述べる雰囲気がある。コロナの感染拡大を防ぐ、早めの決断に期待したい」と話す。

 3人の子どもを持つときわ町の主婦中佐早苗さん(41)は、総裁選で初めて女性候補者が2人出たため「女性首相の誕生に期待していた」と残念がる。その上で、岸田新総裁は「国民の声にしっかりと耳を傾けてくれそうな印象」とし「少子化対策や子育て支援にも力を入れて」と語る。

 一方、菅義偉政権の支持率が低迷し、衆院選直前に新政権が誕生する流れに澄川町の主婦竹田登紀子さん(77)は「首のすげ替えにすぎない。誰になっても大して変わらない」と指摘。子育て世帯や医療費、介護保険料などの負担増に苦しむ人たちへの保障を手厚くする政策を重視し、次期衆院選を待ち構える。

 ときわ町の自営業木村一男さん(72)は、岸田新総裁に「政策について丁寧に説明する正直で分かりやすい政治を」と注文。介護士や保育士らの賃金見直し、住居費、教育費支援の充実を願い「若い世代が暮らしやすい明るい未来をつくってほしい」と述べた。

 表町の野村呉服店、野村信一社長(67)は「誰が総裁でも商売を頑張ろうと思える前向きな支援をお願いしたい」と強調。コロナ禍で小売店を取り巻く環境は厳しさを増し、廃業する店も目の当たりにしてきただけに「売り上げ減に対する支援だけでは事業を継続できない。売り上げを上げるための補助金、店を活性化させるメニューも示してほしい」と訴えた。

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