中庭にオブジェ設置 9日から澁谷俊彦さん作品展示-市美術博物館

中庭にオブジェ設置 9日から澁谷俊彦さん作品展示-市美術博物館
作品を設置する澁谷さん

 苫小牧市美術博物館の中庭展示スペースで、9日からアート作品を公開する札幌市の芸術家澁谷俊彦さん(61)が2、3両日、作品の設置作業を行った。太陽光や積雪を取り入れ、札幌市を拠点に展開するシリーズ「Snow Pallet」(2011~)の新作を展示する。

 澁谷さんは室蘭市出身で、自然や大地などから着想を得た作品を制作している。今回は、裏側に蛍光塗料を塗布した円盤の鉄製オブジェを屋外に設置した。雪が積もると太陽光が反射し、雪原に鮮やかな色が現れる。

 雪が少ない苫小牧での開催とあり、作品名を「雪待(ゆきまち)の庭『薄雪(うすゆき)』」と名付けた。大小さまざまな複数の鉄製オブジェをあえて通常より高く、最大2メートル20センチに設置することで「雪を待ち焦がれ、背を伸ばした『雪乞い』のさまを表現した」と澁谷さん。雪が無くても、オブジェに跳ね返る雨粒や、たまった水滴が蛍光色で光る様子など、天候によって変化する姿を楽しめるという。

 澁谷さんは「見る角度によっても表情が異なるので、四方から見比べてみてほしい」と話した。「中庭展示vol. 17澁谷俊彦」は来年3月13日まで。

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