施設の老朽化で、苫小牧市のぞみ町から美原町に移転改築した市第2学校給食共同調理場が完成し、苫小牧市教育委員会は6日、施設の内覧会を開いた。供用開始は来年1月からで、新設された「あえ物室」や食物アレルギー対応食の専用調理室などが公開された。
「あえ物室」では野菜とドレッシングを混ぜてサラダを作るなど、これまで機器の配置場所がなく提供できなかった副菜を作ることができる。食物アレルギーの専用調理室は100食の用意が可能で、来年4月から従来の卵に加え、乳にも対応範囲を広げた給食の提供を始める。
窓から調理場を見ることができる研修室は、小中学生の施設見学に使う。調理場にはカメラが付いており、建物の構造上、見られない部分も画像を使って案内する。
各室と通路には安全性とと作業性の面から段差がなく、地域の要望を踏まえて津波の一時避難の機能も設けた。外階段を通じて高さ10メートルの屋上に上ることができる。
岩倉博文市長や市議ら13人が施設を見て回り、市長は「副菜の提供も始まり、子どもたちにより給食を楽しんでもらえそうだ」と話していた。
施設は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約2550平方メートル。市内西地区の12小中学校と特別支援学校の約4165食の提供を予定する。
















