道は7日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。全道の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は7日現在で2・3人となり、国のステージ3の基準(15人)を大きく下回り、昨年10月上旬と同等の水準まで下がったことを確認。ただ、主要地点の人流は急激に増加しており、鈴木直道知事は「感染者数は大きく減少しているが、今は再拡大を回避するための重要な時期だ」と述べ、1日から道独自で実施している「秋の再拡大防止特別対策」(31日まで)の徹底を本部員に指示した。
ワクチン接種に関しては、道民の7割以上が1回目を、6割近くが2回目の接種を終えている。知事は「道内でもワクチン接種後に感染する『ブレークスルー』感染が確認されている」と指摘。「ワクチンを接種した人も含めて、引き続き飲食の場面などにおける感染リスク回避のための実践をお願いしたい」と呼び掛けた。
また、緊急事態宣言解除後、札幌市などの主要地点で人流が急激に増加。宣言最終日の9月30日と比べた10月6日の午後9時の人出は、すすきの駅周辺では約24%増えた。知事は「国の専門家からは感染者数減少による安心感、制限の緩和による接触機会の増加により、リバウンドにつながる懸念が指摘されている」と説明。札幌市内には14日まで飲食店に営業・酒提供時間の短縮を要請中。「特に札幌市内の取り組みが再拡大回避のために重要。14日まであと1週間。重点的な対策への協力をお願いしたい」と述べた。
感染対策を徹底した飲食店を認定する「第三者認証制度」については、7日時点で札幌市内の飲食店から5462件の申請があり、4895件を認証した。再来週(18日の週)からは全道に拡大して申請受け付けを開始する計画で、知事は「同制度の展開に当たっては、関係する振興局、市町村、団体などとの連携が重要となる。しっかり準備を進めてほしい」と本部員に指示した。
















