緊急事態明け笑顔広がる体育祭、市内公立高校で開催相次ぐ

マスク着用で力いっぱい綱を引く生徒=8日午前10時20分ごろ、総合経済高校

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が9月末で解除されたのを受け、苫小牧市内の公立高校で今月に入り、体育祭の開催が相次いでいる。マスク着用で、声援を極力控えるなど感染防止対策を徹底しながらの実施。久々の屋外競技などに生徒たちの笑顔が広がっている。

 苫小牧南高校(高橋昭仁校長)は7、8の両日、体育館とグラウンドで「スポーツ大会」を開催。1~3年生459人がバレーボールやサッカー、リレーなどの競技に臨んだ。

 多くの競技はクラス別のトーナメント形式で行われ、生徒たちはクラスごとにデザインをそろえたTシャツなどを着用。サッカーのPK対決では、ゴールが入るたびに応援する生徒たちが拍手したり、ガッツポーズを取ったりする光景が広がった。

 バスケットボール種目に出場した2年生の杉原愛恵さん(16)は「楽しい。大会を通じてクラスの仲が深まっている」と笑顔を見せた。

 同校は当初9月29、30の2日間で実施予定だったが、緊急事態宣言を受け延期。感染防止策として、定期的に体育館の換気を行い、競技後は小まめにいすや用具などを消毒していた。

 苫小牧総合経済高校(古市俊章校長)は8日、グラウンドで「運動会」を開いた。例年は冬に屋内で球技大会を実施しているが、3密回避へ中止。昨年に引き続き代替行事として行った。

 全校生徒403人が、大玉運びやクラス対抗リレーなど六つの種目に参加。綱引きにはクラスごとに10人が出場し、力いっぱい綱を引っ張っていた。コロナ対策で大声での声援は自粛。バルーンやマラカスなどを事前に用意して応援する生徒たちも多く、盛り上がりを見せていた。

 3年生の香川璃空(りく)さん(17)は「今年も優勝を目指してクラス皆で頑張った」と話していた。

 このほか、東高の「夏季体育大会」はコロナの影響で2回の延期を経て、1日に実施した。西高は同大会を中止。工業高は「冬季体育文化大会」と合わせ、12月に開催予定だ。

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