お笑い芸人、村本大輔さん(40)による独演会「村本大輔のStandup Comedy 一線を越えていく夜を苫小牧で」がこのほど、市王子町の斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館で開かれた。間断のないトークで、約1時間、会場は爆笑に満ちた。
村本さんは、スタンダップコメディーの魅力について「自分の人生やルーツを笑いに変えられる」とし、出身地の福井県で生まれ育ったことや父親の介護で最近起きた兄弟げんかについて笑いを交えて語った。
アイヌ民族にルーツがある漫才師ペナンペ・パナンペの川上竜也さん(45)と川上将史さん(39)が独演会で前説することがあると伝え、在日朝鮮人の子どもたちやその保護者らと交流した話を紹介。「在日朝鮮人のお笑い芸人は、日本にはまだ少ない。さまざまな民族にルーツを持つ人たちのお笑いを日本で見られることが楽しみ」と語った。
市民ら25人が来場し、白老町竹浦から見に来た団体職員の田湯憲明さん(67)は「笑いの中に弱者への優しい視線を感じた。社会の中で声を殺して生きていかなければいけない人たちの思いを代弁してくれた気がする」と話していた。
















