いじめの認知件数減少 道教委 コロナの影響か

いじめの認知件数減少 道教委 コロナの影響か

 道教委は2020年度の小中学校、高校、特別支援学校での児童・生徒のいじめや不登校などに関する調査結果を公表した。いじめの認知件数は1万9145件で、前年度に比べ3429件減少した。不登校(特別支援学校を除く)は小中高合計で9671人と前年度より1277人増加した。

 いじめの認知件数の内訳は、小学校が前年度比2701件減の1万5824件、中学校は同523件減の2686件、高校は同177件減の572件、特別支援学校が同28件減の63件。2016年度以降、増加傾向にあった認知件数が減少に転じた要因について、道教委はコロナ禍の影響を挙げ、▽友達同士の間で距離を取る▽例年より長かった学校の休業期間▽さまざまな活動の制限―などで関わりが少なくなったためとみている。

 いじめの態様は「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句」などが多くを占める。「パソコンや携帯によるひぼう、中傷」などのいわゆるネット上のいじめも小学校1・9%、中学10・8%、高校は16・6%と学年が上がるほど割合が高くなっている。

 いじめ防止対策推進法に規定する「重大事態」(児童等の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき)は11件だった。

 不登校の内訳は、小学校が前年度比710人増の2696人、中学校は同619人増の6177人。高校は同52人減の798人でこのうち90日以上の欠席は前年度比7人増の259人。道教委はICT(情報通信技術)を使った担任との会話などで一人一人の悩みに対応していくとしている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る