短期決戦 準備大わらわ 作業場所を分散 「密」回避も徹底 衆院選

短期決戦 準備大わらわ 作業場所を分散 「密」回避も徹底 衆院選

 解散から投開票まで戦後最短の17日間となった衆院選の公示を19日に控え、道9区(胆振・日高管内)に出馬を予定する自民党現職の堀井学氏(49)、立憲民主党現職の山岡達丸氏(42)=旧国民民主党比例代表道ブロック=の陣営も準備に大わらわだ。当初見通しが前倒しされたことに加え、新型コロナウイルス感染対策もあり、前例のない対応を迫られている。

 堀井陣営では15日、苫小牧市内の事務所にようやく、東胆振と日高で使用するポスター掲示板用のポスターや選挙運動用のビラ、選挙はがきなどが届き、関係者が物品の搬入作業に追われた。党の公約冊子はまだ送られておらず、堀井学連合後援会の山口志郎幹事長は「とにかく時間がなく、ばたばたしている」と困惑する。

 8月に事務所開きを行った際、自民党の幹部を中心に寄せられた「必勝」などの為書きを室内にびっしり貼ったが、9月の総裁選後に役職が一新され、為書きの貼り替えも余儀なくされた。さらにコロナ対策で「密」を避けるため、陣営幹部が複数の事務所に分散し、感染リスクを低減することも検討中。堀井氏も街頭に立つ機会を意識して増やしている。

 山岡陣営も直近まで選挙日程を11月と見込んでいた。井野斎合同選対本部長代行は「想定より1週間も早まり、大急ぎで準備している。ポスターやチラシ、はがきの印刷物も、公示日直前に何とかそろえられそう」と明かす。事務所に政策集を求めて立ち寄る支持者もおり、党の配布物は16日にも届く予定だ。

 コロナ対策でも従来にない苦労が続く。選挙時の配布物に必要な証紙を貼る作業は、通常なら各地域に拠点を設け、大勢で集中的に進めてきたが、井野本部長代行は「各地域にも複数の作業場所を確保し、人員も従来より増やして対応するつもり」と対策を徹底させる。山岡氏も選挙前の支持基盤固めに充てられる期間が短くなり、精力的に各企業や団体の支援者を回っている。

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