とまこまい夢花火 秋の夜空彩る大輪、コロナの閉塞感打破へ (動画あり)

夜空を染める花火=17日午後7時20分ごろ、とましんスタジアム前

 花火大会「とまこまい夢花火2021~Best Smile~」(苫小牧夢花火実行委員会・苫小牧民報社共催)が17日、苫小牧市緑ケ丘公園で開かれた。新型コロナウイルスによる閉塞(へいそく)感を打破し、まちを盛り上げようと企画された。午後6時40分すぎから40分間ほど、約2500発の花火が秋の夜空を色鮮やかに染めた。

 子どもらを笑顔にしたい―と昨年に続き、2回目の開催。花火は昨年より1500発ほど増やした。

 感染拡大防止のため無観客で行われ、市民らは自宅などから鑑賞。部活動終了後に見たという苫小牧東高校1年の浅井嶺さん(16)は「(コロナの影響で)地域イベントが少ない中、良い思い出になった。少しずつ大きな花火が上がり、圧巻だった」と喜んでいた。

 花火大会は市内中小企業経営者らの有志が企画し、300社以上の協賛を獲得。藤淳一実行委員長(44)は「子どもたちにとって、コロナで(催しが)何もなかったという年にしたくなかった。多くの企業やスタッフの協力のおかげで実施できた」と感謝していた。

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