イチゴの収穫体験 厚南中1年生 地場産業学習 厚真

イチゴの収穫体験 厚南中1年生 地場産業学習 厚真
イチゴの選果作業に挑戦する厚南中の生徒

 厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は20日、総合的な学習の一環として、1年生が町内の農業施設などで地場産業に理解を深める体験実習を行った。16人の生徒が4グループに分かれて、各事業所で仕事について学んだ。

 職場に足を運んで実際に仕事を見たり体験したりすることで、厚真の良さを再確認するとともに、働くことの意義を考える取り組み。今年度は牧場など町内の4カ所で実施した。

 このうち、町内富野にある町農業担い手育成センターでは、女子生徒4人がイチゴの収穫や選果作業などを体験。農業支援員のアドバイスを受けながら、ハウスで栽培しているイチゴを摘み取ったり、重さを測って大きさや形、色などを一つ一つ見極め、市場に出す商品の箱詰めやパックに詰めたりした。

 稲川帆乃花さん(12)は「規格のサイズに合わせ、見栄えを良くするように詰めるのは難しかった。実際に毎日やっている人たちはすごいと思った」と振り返り、今後の発表を通して「難しい作業だったということを伝えたい」と話していた。

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