自公VS野党共闘 折り返し 後半戦突入 6選挙区でデッドヒート

自公VS野党共闘 折り返し 後半戦突入 6選挙区でデッドヒート
大票田・札幌で候補の訴えに耳を傾ける聴衆=23日、札幌市中央区の大通公園

 19日に公示された第49回衆院選は24日で選挙戦を折り返し、25日から後半戦に入った。12小選挙区中、9選挙区で自民・公明の与党勢力と野党共闘(立憲民主・共産・社民・れいわ新選組)の与野党対決の構図となり、序盤から激しい選挙戦を展開。特に札幌圏の1、3、4区と6区(上川管内)、9区(胆振・日高管内)、10区(空知・留萌管内)の6選挙区で与野党候補のデッドヒートが続いている。各党とも党首・幹部らをてこ入れのために激戦区に次々に投入しており、31日の投開票へ向け総力戦で臨む。

 自民は自公協力の10区を除き、小選挙区に11人の候補を擁立。22日には党総裁の岸田文雄首相が首相就任以来初めて道内入りし、札幌、苫小牧、旭川で遊説。後半も党幹部や知名度の高い議員が続々と激戦区入りする予定で、政治の安定を訴える。

 立憲は全選挙区に12人の候補を擁立。うち9人が野党統一候補として、与党勢力と激しいつばぜり合いを続けている。公示前には枝野幸男代表、公示日には福山哲郎幹事長も来道。陣営の士気は高まっている。後半も政権交代の意義を訴え、道内第1党の座を自民と争う。

 公明は「自公連携の象徴区」の10区に前職1人を擁立。公示日には山口那津男代表も選挙区入りし、連立政権の実績をアピール。後半も「10区集中」で総力戦を展開し、立憲候補との一騎打ちの勝利を目指す。

 共産は公示直前に野党共闘で3人の候補を取り下げたが、札幌圏の5区と7区(釧路・根室管内)、12区(宗谷・オホーツク管内)に3人の新人を擁立。20日には志位和夫委員長が来道し、札幌で「本気の野党共闘」への支持を訴えた。小選挙区で比例票の掘り起こしを図り、前回失った比例の議席奪還を狙っている。

 日本維新の会は1、2、3区に新人3人を擁立。第三極的な立ち位置で、野党共闘に対して「野合だ」と批判を強めている。23日には松井一郎代表が来道して札幌、苫小牧で遊説。大票田・札幌の小選挙区で党の支持拡大を図り、比例の議席奪還を目指す。

 NHK党(NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で)は6区に比例との重複で新人1人を擁立。比例代表道ブロックには、支持政党なしが2人、社民、れいわ、国民民主党も各1人の候補を立てている。

 道内は小選挙区、比例(定数8)を合わせて20議席の争奪戦。自民は「与党で過半数以上」、立憲も「野党で過半数以上」を勝敗ラインに掲げている。

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