道内業況調査 23%が売り上げ増 コロナ下の中小企業 前年度比11・7ポイント上昇 4割「無利子融資」継続望む 今後は「人材確保」重視へ

道内業況調査 23%が売り上げ増 コロナ下の中小企業 前年度比11・7ポイント上昇 
4割「無利子融資」継続望む 今後は「人材確保」重視へ

 北海道中小企業総合支援センターは、2021年度道内中小企業の業況調査結果を発表した。新型コロナウイルスの経営への影響については、売り上げ傾向がコロナ禍前と比較して「増加した」と回答した企業は23・7%となり、前年度に比べ11・7ポイント上昇。一方、「減少した」と回答した企業は59・5%で前年度比14・9ポイント下降し、やや改善傾向にある。

 企業からは「コロナ禍ではあるが、昨年同時期と比べて飲食や宿泊に動きが出ており、卸業者からの発注はやや活性化している」(釧根地域、食品製造業)などの声が上がった。

 現在直面している課題(複数回答)では「売り上げ減少」(61%)が最多。これに「労働力の不足」(22・5%)、「原材料等の入手が困難」(21・3%)が続いた。

 コロナ禍の事業活動面で実施したこと(複数回答)では、「金融機関からの資金調達」が70・5%でトップ。以下、「公的支援施策の活用・情報収集」(56・4%)、「営業活動・販売のオンライン化」(27・8%)、「新商品・サービスの開発」(24・9%)、「既存商品・サービスの提供方法の見直し」(16・4%)の順。

 相談先として利用した機関(複数回答)では、「地方銀行」(49・5%)がトップ。今後も継続・実施してほしい支援制度では、「無利子融資(民間金融機関)」(41・7%)が最も多い。

 ウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、今後重視する経営方針(複数回答)では、「人材確保・育成の強化」(18・6%)が最多。これに「財務基盤の強化・手元資金の確保」(17・6%)、「新規取引先・顧客の開拓」(15・2%)が続いた。

 調査は7月12~30日に、同センターの会員企業など1000社を対象に実施。410社から回答を得た。回答率41%。

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