第17回苫小牧民報杯争奪苫小牧女子アイスホッケー大会は23、24両日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で開かれた。道路建設ペリグリンがトヨタシグナスに1勝1分で優勝した。
道路建設とトヨタの2チームが出場。23日は高校生以下が中心のメンバー、24日はフルメンバーによる試合が行われた。
大会は新型コロナウイルスの感染対策のため、大会関係者や選手の家族以外の入場は制限された。
24日
道路建設ペリグリン3―3トヨタシグナス
▽得点者【道】高(ラック、細山田)輪島、米山(大滝)【ト】伊藤優(瀧本、三浦)石田(桜井芽、桜井乃)瀧本▽GK【道】増原【ト】所
23日
道路建設ペリグリン7―0トヨタシグナス
▽得点者【道】早川(鎌田)石山(曽根)小野崎悠(曽根)本部(石山、小野崎心)鎌田、鎌田(ラック)ラック(早川)▽GK【道】中野、面田【ト】佐々木、酒井
― 道路建設、劣勢巻き返す
道路建設がフルメンバーでライバルのトヨタと引き分けた。劣勢に苦しむ展開から何とか引き分けまで持ち込んだ。
第1ピリオド4分にFW高のゴールで先制したが、後が続かなかった。2ピリ終了までに3点を返されて2点差。FW大滝主将は「1対1のバトルで勝てなくてピンチをつくってしまった」。
3ピリからは道路建設の持ち味の走力を発揮。速い展開からのゴールで2点を奪った。大滝は「3ピリは足が動いていた。難しいことをやらずにシンプルなプレーができたことも得点につながった」と振り返った。
―トヨタ、ライバル相手にあと一歩
フルメンバーの試合であと一歩だったトヨタ。得点力を課題にしていただけに手応えも感じた一戦になった。
試合はトヨタペースで進んだ。第1ピリオド、FW伊藤主将のゴールで同点。2ピリにはFW石田とFW瀧本のゴールで勝ち越し、リズムをつかんだ。伊藤主将は「全員のゴールに向かう意識が高かった」と語った。
2点のリードを奪ったが、3ピリは道路建設の反撃を止められなかった。「プレーに焦りがあった。得点してからの終盤の守りの強さを高めたい」と気を引き締めていた。
















