コロナ対策「不満」過半数 支持層で評価くっきり 衆院選道9区期日前投票出口調査

コロナ対策「不満」過半数 支持層で評価くっきり 衆院選道9区期日前投票出口調査

 苫小牧民報社は20~22日、衆院選の期日前投票所で出口調査を行った。苫小牧、室蘭、登別3市の有権者290人に、これまでの新型コロナウイルス感染対策の評価、投票で重視した点について質問。回答者全体の過半数が「新型コロナウイルス対策に不満」と答えたが、与党支持層は「満足」、野党支持層は「不満」がそれぞれ多数を占め、評価がくっきり分かれた。

 出口調査は、苫小牧市役所で20、22日、登別中央ショッピングセンターアーニスで21日、室蘭市生涯学習センターで22日にそれぞれ実施。苫小牧は115人、室蘭は84人、登別は94人から回答を得た。内訳は男性が135人、女性が155人で、回答の7割強が60歳以上だった。

 コロナ対策への評価は、5段階の選択式で質問。「満足」「どちらかと言えば満足」が3割強にとどまったのに対し、「不満」「どちらかと言えば不満」は5割を超えた。男女別で傾向に大きな違いはなく、年代別では年齢が高くなるほど「不満」の割合が高かった。

 ただ、支持政党別の内訳では与党、野党、無党派層で評価が分かれた。

 自民、公明両党の支持者は「満足」が約23%、「どちらかと言えば満足」の約32%を合わせると約55%と過半数を占め、「不満」「どちらかと言えば不満」の約32%を逆転した。

 一方、立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の野党4党の支持者は、「不満」が最多の約45%を占めた。「どちらかと言えば不満」も約23%で、3分の2が現在のコロナ対策に否定的。「満足」はわずか7%にとどまった。

 また、普段は支持政党を持たない、いわゆる無党派層も「不満」が最多の約30%、「どちらかと言えば不満」(28%)を合わせると約58%と半数を超え、「満足」は約9%にとどまった。コロナ対策を通した政治への評価を投票行動につなげている有権者も多いようだ。

 投票で重視した争点一つも選択式で質問した。「コロナ対策」が約4割、「経済」が約2割で、与野党で大きな違いはなかった。年代が高くなるほど「年金・社会保障」の回答が多かった他、「その他」と回答しながら口頭で「すべて」と答える人もいた。

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