稲塚監督「鉄路廃止問題の参考に」 記録映画「日高線を生きる」公開初日

稲塚監督「鉄路廃止問題の参考に」 記録映画「日高線を生きる」公開初日
舞台あいさつする稲塚監督(右)

 苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(71)=東京在住=は23日、新作の記録映画「日高線を生きる」の公開初日に合わせ、市内本町のシネマトーラスで舞台あいさつを行った。稲塚さんは「今後、鉄路の廃止問題は全国各地で起こり得る。(問題を)どう捉えるべきかの参考になれば」と述べた。

 稲塚さんが取材、撮影を始めたのは2019年12月5日。新ひだか町で鉄路保存を目指す市民団体や浦河町の池田拓町長のインタビューを行い、新冠町大狩部の鉄路の惨状も撮影した。しかしその後、新型コロナウイルスの感染拡大で20年7月まで現地入りできず、撮影は難航した。それでも今年9月12日までの80日間、東胆振と日高地方の取材に駆け回り、約150時間の映像を81分にまとめた。

 初日は午前と午後の2回上映で、各回市民約40人が鑑賞。稲塚さんは「苦心の作を、どのように受け止めていただけるか楽しみ」と語った。

 苫小牧での上映は29日まで午前9時15分、午後2時50分の2回、30~11月5日は午前9時半の1回。道外でも京都、大阪などでの上映が決まっているという。

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