道地区予選で好成績―空手・雅龍拳誠會舘 八嶋、森田が全国切符

道地区予選で好成績―空手・雅龍拳誠會舘 八嶋、森田が全国切符
全日本切符を手にした雅龍拳誠會舘の八嶋(右)と森田

 苫小牧市に拠点がある空手道場、雅龍拳誠會舘の八嶋駿吏(日高町門別小)は、8月に札幌市で開かれた第15回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会北海道地区選抜予選大会の小学3年男子軽量級27キロ未満で優勝、全日本選手権(11月、大阪府)の出場権を獲得した。森田丈三郎(ウトナイ小)もフルコンタクトチャレンジ北海道2021の小学3年男子27キロ以上選抜で準優勝し、同選手権の切符を手にした。

 八嶋は7人によるトーナメント戦を制した。2回戦までは上段回し蹴りで技ありを取って勝利。長岡愛虎(拳心会館)との決勝でも上段回し蹴りで攻め込んで判定勝ち。「後ろに下がらずに攻めることができた」。

 ガードが効かず技を受けることもあったといい「しっかり守れるように、ガードを徹底する。立ち回りも横への移動を速くしたい」と課題を挙げた。「全日本ではまずは1回戦突破を目指す。メダルも狙えれば」と意気込んでいた。

 森田は8人のトーナメント戦1回戦は不戦勝。2回戦は積極的に前に出て相手の反則も誘うなどして勝利。決勝は毛利圭登(水滸會丈夫塾)に判定負けした。「手数で負けていた」と森田。得意の下段回し蹴りが決まらなかったことも敗因に挙げ、「技ありをもらえるように練習したい」と話す。

 全日本選手権に向けては「今回は体力的にきつかった。スタミナを上げるためにランニングで鍛えて大会に挑む」と抱負を語った。

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