衆院選総括 市内政党幹部に聞く

衆院選総括 市内政党幹部に聞く

 10月31日投開票の衆院選道9区は、与野党の一騎打ちを立憲民主党の山岡達丸氏が制し、自民党の堀井学氏も比例代表道ブロックで復活当選。比例では自民が4議席と半数を握り、立憲民主党が3議席、公明党が1議席だった。共産党に「野党共闘」の果実はなく、議席ゼロに終わった。苫小牧市内の主要政党幹部に今選挙戦を総括してもらった。

小選挙区で勝てず残念 遠藤連・自民党道9区支部幹事長

 堀井氏の小選挙区当選が目標だったので、負けたことは残念。だが、比例復活で議員活動ができ、一安心している。相手は候補を一本化する戦法を取ったが、こちらは従来の組織固めと大物応援弁士の投入。今後の対抗手段を考える時期にきている。道内では自民党の候補者が相当頑張り、野党共闘の選挙区でも勝利した。今後は道内選出の議員も政治力を付け、閣僚を狙える人が増えてほしい。

政権批判票の受け皿に手応え 沖田清志・立憲民主党道9区総支部代表代行 

 9区は一騎打ちが実現でき、都市部を中心に相手を上回る得票を得て、政権批判票の受け皿になれた手応えがある。しかし、全国的には立憲が勝ったとは言えない。野党が対案を示しても与党が受け入れず、事態を悪化させるため、問題にしても「野党は批判ばかり」と見られ、発信力不足を痛感する。投票率も低かった。日ごろから、政治に関心を持ってもらう活動に力を入れる必要性を感じる。

対話重視の姿勢に評価 安藤邦夫・公明党日胆総支部連合会長

 比例代表道ブロックと10区で当選者を出せた。安定した政権でこそ新型コロナウイルス感染対策ができると訴え、有権者の支持を得ることができた。有権者の小さな声を聞く、1対1の対話を重視する党の姿勢が評価された。9区はインターネット交流サイト(SNS)の発信で若者や無党派層に浸透を図った。コロナのまん延防止、ワクチンの確保、飲食業や観光産業の5字回復に取り組みたい。

共闘に成果も比例伸びず 西敏彦・共産党苫小牧地区委員長

 山岡氏が当選し、野党共闘の成果は上げられたのではないか。支持者の中に少数ではあるが共闘に反対の人もいた。まずは政権交代、自公政権を終わらせるために必要なんだと説得した。選挙カーでも「小選挙区は山岡に、比例は共産党に」の2点を主張するために全神経を使った。東胆振は比例で2万6000票を目指していたが、実際は約9800票で情けない。党の地力が足りなかった。

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