山岡氏「共闘」成果生かす 堀井氏 自民支持層取りこぼし 衆院選出口調査 結果から探る

山岡氏「共闘」成果生かす 堀井氏 自民支持層取りこぼし 衆院選出口調査 結果から探る

 10月31日投開票の衆院選道9区(胆振・日高管内)は、立憲民主党の山岡達丸氏(42)が制し、自民党の堀井学氏(49)も比例代表道ブロックで復活当選した。初の与野党一騎打ちの構図になる中、両氏の雌雄を決した要因について、苫小牧民報社が苫小牧、室蘭、登別3市で行った出口調査結果から探る。

 山岡氏は立憲民主党支持層はもちろん、候補を取り下げた共産党の支持層も9割以上取り込んだ。「野党共闘」の成果を生かしており、比例では立憲支持層の1割以上が共産に投票。連立政権を組む自民・公明と比べ、比例での「見返り」はより大きく出ていた。

 無党派層は山岡氏に6割以上、比例では立憲がトップの3割以上だった。調査ではコロナ対策への評価も聞き、「不満」「どちらかと言えば不満」が全体の6割弱を占めたが、この回答をしたほぼ8割が山岡氏に投票していた。

 堀井氏は自民支持層、無党派層の取りこぼしが目立った。自民支持層の投票先は、堀井氏が85%、山岡氏が15%で、主要政党別では最も票が割れ、特に「候補は山岡氏、政党は自民」というねじれ現象も全体の1割ほどあった。

 無党派層は、山岡氏の支持が6割を超えたが、コロナ対策に不満を覚えながら、自民に投票した人が一定数おり、こちらも「候補は山岡氏、政党は自民」が全体の2割ほど。立憲、共産がコロナ対策の批判票を受け止め切れず、一定数が自民や維新に流れた。

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