「蔵」でワークショップ ステンシルを楽しむ 白老

「蔵」でワークショップ ステンシルを楽しむ 白老
ステンシルのワークショップを楽しむ参加者

 白老町で展開中の文化芸術プロジェクト「白老文化芸術共創―ROOTS(ルーツ)&ARTS(アーツ)SHIRAOI」の一環として6日、Tシャツなどに絵柄をプリントするステンシルのワークショップがしらおい創造空間「蔵」で開かれた。

 講師を務めたのは、白老文化芸術共創のプログラムとして町内各所でシルクスクリーン、彫刻などの作品を展示した「シルキオプロジェクト」のアーティスト森迫暁夫さん、相川みつぐさん、吉田みなみさん。

 会場に訪れた親子連れは、アイヌのエカシ(長老)やフチ(おばあさん)、神具「イナウ」などの絵柄をくりぬいたシートに顔料を付け、Tシャツや布のトートバッグに転写するステンシルを楽しんだ。カラフルに仕上がった作品に子供たちは「上手にできた」と喜んでいた。

 白老文化芸術共創は、白老文化観光推進実行委員会(会長・熊谷威二白老町商工会長)などが主催し、10月15日にスタートした。アーティストの作品展は7日で終了し、12日にはアイヌのミュージシャンOKI(オキ)さんと音楽評論家ピーター・バラカンさんによるインターネットラジオ「ラジオウタリ」を町内から生配信する。

 白老文化芸術共創の詳細はウェブサイト=https://www.shi-ra-oi.jp=などで紹介している。

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