本道上空を寒冷前線が通過した影響で、東胆振地方は9日から10日未明にかけ、暴風雨に見舞われた。苫小牧市では高齢者2人が屋外で風にあおられて転倒し、軽傷を負った。白老町では空き家の屋根が飛ばされた。
室蘭地方気象台によると、9日の瞬間最大風速はむかわ町鵡川で23・5メートル、苫小牧市で22メートル、白老町19・7メートル、厚真町で17・6メートルを観測。10日午前8時時点の24時間雨量は安平95・5ミリ、厚真町77ミリ、むかわ町鵡川66ミリで、いずれも11月の観測史上最多となった。苫小牧市は64・5ミリ、白老町森野は106・5ミリだった。
市消防本部によると、9日は強風関連で5件の出動があった。このうち転倒事故での救急搬送は2件。白金町2で午前9時55分ごろ、70代女性が左足首をねんざし、拓勇西町6では午後3時45分ごろ、80代女性が額にけがを負った。
午後0時15分ごろには、ウトナイ南6の飲食店から「屋根がはがれそうだ」との通報を受け、消防隊員がロープで固定する応急処置を実施。弥生町2では午後6時半ごろ、市道の街路樹が倒壊し、消防と警察が出動し、除去作業や交通整理を行った。
このほか、午後1時45分ごろ、青葉町2の「JR青葉駅北口の街路灯が根元から折れ、倒れそうだ」との通報を受け、市職員が応急処理をした。
白老町社台では午前10時ごろ、空き家の屋根の一部がはがれて数メートル飛んだが、けが人は出ていない。
















