13日に里親募集の譲渡会、ねこのかくれざと 「良縁に恵まれれば」

13日に里親募集の譲渡会、ねこのかくれざと 「良縁に恵まれれば」
保護施設で暮らす猫たち

 猫の保護活動に取り組む、苫小牧市の民間団体「ねこのかくれざと」は13日、市内東開町の保護施設で里親希望者対象の譲渡会を開く。譲渡会は新型コロナウイルスの影響で昨年11月から中止しており、約1年ぶり。世話している猫の大半は人間の身勝手な行為で保護に至った経緯があり、藤田藍代表は「猫が幸せに暮らせるような良縁に恵まれれば」と話している。

 同団体は、2012年6月に市内で起きた猫の多頭飼育崩壊を機に発足。高齢や病気、生活困窮などの理由で飼い主が手放した猫をはじめ、捨て猫など約150匹を保護しており、世話をしながら里親につなげる活動を続けている。

 保護猫に掛かる餌代や医療費などの実費は保護主に払ってもらうことが原則だが、さまざまな事情で費用の支払いが不可能な人や拒否する人も少なくなく、活動は常に赤字状態。最近は保護猫の高齢化によって医療費の負担も増している。

 「譲渡会を積極的に開き、猫を大切にしてくれる里親への譲渡を進めることで残された猫へのケアを手厚くしたいがコロナ禍では譲渡活動を停滞せざるを得なかった」と藤田代表。昨年11月以降は里親希望者からの予約で個別対応するのにとどめていただけに、藤田代表は久しぶりの譲渡会への期待を高めている。

 譲渡条件は▽終生飼育▽ペット可能物件での完全室内飼育▽家族全員の同意▽ワクチン接種や必要な医療費を掛けられる▽譲渡後の定期報告ができる―など。未成年者や生活支援などを受けている人への譲渡は不可。55歳以上で後見人の承諾を受けられない人は、5歳未満の猫の譲渡はできない。

 譲渡費用は不妊手術済は雌2万5000円、雄2万円、不妊手術前の子猫1万5000円。費用は全額、保護猫の餌代や医療費に充てられる。

 譲渡会は東開町3の20の27の保護施設で13日午後2時~5時に開催。混雑を避けるため、来場制限を行う場合もある。

 問い合わせはねこのかくれざと(月~土曜) 携帯電話080(6066)2886。

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