北洋銀と道銀 中間決算を発表 業績予想を上方修正

北洋銀と道銀 中間決算を発表 業績予想を上方修正

 北洋銀行と北海道銀行は2022年3月期中間期決算(単独)を発表した。コロナ禍の長期化、低金利の中で両行は、住宅ローンなどで貸出金を増やし、不良債権を低水準で維持、経費縮減などで通期業績予想を上方修正した。

 北洋銀行は、企業の売り上げに当たる「経常収益」が前年同期比4・9%(25億円)減の503億4300万円。本業のもうけを示す「コア業務純益」は前年同期比42・7%(30億円)増の100億5300万円。純利益は前年対比2・3%減の65億600万円。経費は業務委託の減少や店舗管理費用の削減、人員の自然減による人件費の減少などで前年比6・8%(18億円)減らした。不良債権処理の「与信費用」は当初予想の50億円を据え置いた。

 北海道銀行の経常利益は前年同期比1・9%増の371億8100万円。「コア業務純益」は前年比10%増の95億1200万円で当初の業績予想を5億円上回った。純利益は前年対比7・6%減の52億9700万円。貸し出しは事業性の伸び悩みを個人ローンや住宅ローンでカバー。通期の「与信費用」は業績予想を見直し10億円増の60億円を見込む。

 北洋銀の安田光春頭取は「中間期実績を踏まえ、経費が通期も当初計画を下回る見通し。下期には日銀『特別当座預金制度』の付利が確定し、資産運用収益の増加が見込まれる」と上方修正の見通しを明らかにした。道銀の兼間祐二頭取は「与信コストは保守的に見積もる必要がある。自己資本を確保しながら地域共栄の機能を果たしていきたい」と語った。

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