苫小牧市が市内の小学5、6年生を対象に作品を募集した児童虐待防止の啓発デザインコンテストで、拓進小学校6年の西村優羽さん(11)の作品が180点の応募作の中から、最優秀賞に選ばれた。西村さんの作品は今後、ステッカーや缶バッジに活用し、虐待防止の取り組みに活用される。
児童虐待防止の啓発デザインを考案し、入賞した西村さん(左)と太田さん(右)
デザインコンテストは今年1月に施行した市子どもを虐待から守る条例に基づく初めての事業。同条例では子どもに対する虐待の知識普及が市の責務と定められており、子どもたちにも虐待問題に関心を持ってもらおうと、デザインコンテストを計画した。
市の公式キャラクターとまチョップを入れて「みんなを温かく見守る」というテーマを表現してもらう内容で、7、8月に作品を募集。最優秀賞に選ばれた西村さんの作品は、虐待防止運動のシンボルのオレンジリボンを首に掛けたとまチョップが、受話器を持っているデザイン。児童虐待の通報や相談を受ける児童相談所の全国共通ダイヤル「189(いちやはく)」の文字や、ハスカップやハナショウブのイラストも配置している。
表彰式はこのほど、市民会館で開かれた子どもを虐待から守るシンポジウムの中で実施された。西村さんと優秀賞に輝いた太田一颯さん(拓勇小5年)が出席し、岩倉博文市長から表彰状を受け取った。西村さんは「選ばれると思っていなかったので、とてもドキドキしています」と笑顔。太田さんは「児童虐待について初めて知ることができた」と話していた。



















