厚生労働省が定める児童虐待防止推進月間(11月)に合わせ、苫小牧市は市役所1階ロビーで啓発掲示を行っている。市こども相談課職員が作ったポスターに、同月間のシンボルであるオレンジ色のリボンを来庁者に貼ってもらうことで、子どもに対するやさしい気持ちを広げたい考えだ。掲示期間は30日まで。
子どもの命と人権が脅かされる虐待問題は苫小牧でも深刻で、昨年度、同課が対応した虐待件数は182件に上る。悲惨な虐待を一件でも減らしたいと毎年、月間に合わせた掲示を展開している。
今年は同課職員が貼り絵で作った大木のイラストに、市内の小学5、6年生が考えた虐待防止を呼び掛けるデザイン画180点を貼り付けたポスターを掲示。虐待のない社会を望む子どもたちの強い思いをデザイン画から受け取ってもらいながら、来庁者にオレンジ色のリボンを貼り付けてもらう。
このほか、同月間のあらましやオレンジ色に込められている願い、さらに今年1月に施行した市子どもを虐待から守る条例について紹介。来庁者に持ち帰ってもらうため、条例をPRするポケットティッシュも置いている。
同課の担当者は「ぜひ多くの皆さんに、児童虐待について関心を持ってもらえれば」と話している。
















