内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は10日、苫小牧市内のホテルで支部懇談会を開いた。中国古典研究者で作家の守屋淳氏が「今、渋沢栄一に学ぶ」のテーマで講演した。
守屋氏は、渋沢栄一が1867年にパリ万博使節団としてフランスを訪れ、経済政策を知り、帰国後、金融やインフラの整備、人材育成を行ったことを紹介。ビジネスと倫理の中核を信用とし、生涯約500の企業を育成したことに触れ「実業界が団結して地位向上を目指すために業界団体もつくった。競争がないところは進歩がないと考え、独占市場にライバルをつくることもあった」と述べた。
また、約600の社会事業にも関わり、東京の養育院で長年院長を務めたことを説明し、「生活困窮者の声を聴き、国に掛け合うこともあった。日本を強くしたいという高い志を持っていた」と人物像を語った。
















