苫小牧市議会の厚生委員会(宇多春美委員長)は9日、市役所で市民との意見交換会を開いた。7人の委員と、市内のNPO法人ワーカーズコープのスタッフ4人が出席。同法人が運営するフードバンクとまこまいや、子どもや家庭の相談に対応する児童家庭支援センター「しずく」について語り合った。
意見交換会は非公開で行われた。出席者によると、同法人側がフードバンクとまこまいについて、家庭や企業などで余っている食料を集めて生活困窮者ら必要としている人に提供する活動であることを説明。昨年からはひとり親世帯への支援にも注力する一方、「人件費や経費などの資金確保が困難なため、活動はほぼボランティアで賄うしかない」と運営上の課題を訴えた。
道の委託を受けて同法人が運営する「いぶり・ひだか児童家庭支援センター」の活動についても、意見を交わした。
「まちのために汗を流す皆さんの思いやそこから見えてくる地域課題を共有することができ、意義深いものとなった」と宇多委員長。フードバンクとまこまいの松崎愛代表も「市議と直接話すことができる機会は貴重」と話した。
「開かれた議会」を目指す市議会は昨年度、市民との意見交換会を試行。今年度からの本格実施を決めており、今回が初開催となった。
















