苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のスケトウダラ刺し網漁は今年度、前年を上回るペースで漁獲が続いている。10月6日の初水揚げから今月11日まで、漁獲量は前年度同期の2・1倍となる259トン。12月以降の漁ピークを控え、同漁協は「前年を上回り続けてくれたら」と願う。
漁獲量は前年同期比135トンの増加。漁獲高は同約2・6倍の2000万円、1キロ当たりの平均卸売価格も同16円高の77円。今年は初日が漁船2隻で水揚げ約2・5トンと、不漁傾向が続く前年度並みだったが、11月に入ってからは数隻で1日10トン超えの日が続く。
同漁協は「まだ序盤で一概に言えない」と前置きしつつ「魚の大きさは例年並み。卵も徐々に大きくなっている」と強調。2017年度以降は年間漁獲量が2000トンを下回っているが「これから(ピークの)12月に向けて漁船も増えていく。順調に水揚げも増えていけば」と期待する。
道立総合研究機構函館水産試験場によると、8月下旬に実施したスケトウダラ資源調査の結果、道南太平洋海域(渡島―胆振)の魚群反応は前年同期を上回っていた。特に白老沖などは魚群反応が強く、不漁からの脱却に期待が懸かる。
















