28日にロボコン全国大会 苫高専 「最高の出来で臨む」、2体の犬型ロボットで

28日にロボコン全国大会 苫高専 「最高の出来で臨む」、2体の犬型ロボットで
2体の犬型ロボットで、「最高のパフォーマンスを見せる」と意気込むチームのメンバー

 苫小牧工業高等専門学校ロボットテクノロジー部は28日、東京の両国国技館で開かれる「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021」に出場する。今月7日にオンラインで開催された道地区大会で、準優勝したAチームが推薦枠を獲得。部員らは「最高の出来で臨む」と意気込んでいる。

 全国高等専門学校連合会、NHKなどの主催で、34回目の今年は新しい技を徹底的に追求し「すごい!技のロボット」をつくる「超絶機巧(すごロボ)」がテーマ。全国八つの地区大会に計115チームが出場し、各地区で優勝または推薦を受けた26チームが全国大会に臨む。

 道地区大会は道内4高専から7チームが参加。苫小牧Aチームは旭川Aチームに敗れ準優勝となったが、推薦枠を獲得した。

 苫小牧Aチームのプロジェクト名は「ワンワンが来た!」。空気圧の力を利用して動く「元気なだいず」と電気の力で動く「賢いあずき」の2体の犬型ロボットを製作した。「だいず」は縄跳びをしたり、狭いトンネルを通り抜けたりできるロボット。「あずき」は音声認識を得意とし「お手」や「お座り」といった人間の言葉を理解し、感情を表すこともできる。

 4月末から構想を練り、設計などの準備を進めてきたが新型コロナウイルス感染拡大に伴う部活動自粛で集まれる時間が減り、地区大会の1~2週間前にようやくロボットが完成。練習時間をほとんど取れず、地区大会の競技中にだいずの前足のパーツが破損するアクシデントにも見舞われた。

 チームリーダーの秋本柊友(ふうと)さん(19)は「負荷がかかり過ぎた」と反省。本番に向け「着地の衝撃を吸収するため、ばねを付け加える改良をしている」と話す。

 昨年はコロナ禍で十分な製作時間を捻出できず大会参加を見送っており、2年ぶりの挑戦。2019年に続く、推薦枠(19年は技術賞獲得)での全国大会出場となる。

 「今回は地区大会で優勝を目指していたので、とても悔しかった」と部長の秋田直哉さん(20)。「全国では全てのパフォーマンスを披露したい」と気合十分だ。指導する機械系の土谷圭央助教(31)は「もう一度チャンスが与えられたので、最大限のパフォーマンスを発揮してほしい」と期待を込めた。

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