国が新型コロナウイルス対策を判断する指標を、新規感染者数などに基づいた4段階の「ステージ」から、医療の逼迫(ひっぱく)を重視した5段階の「レベル」に変更することに伴い、道も独自に設定している「警戒ステージ」の見直し作業を開始した。24日に開いた感染症対策有識者会議に、見直し案の論点を提示。引き続き検討を重ねる姿勢を示した。
見直し案の論点として(1)国の5段階の新指標のうち、都道府県が独自に指標を定める3番目に深刻な「レベル2」の指標設定(2)レベルごとの対策(3)地域運用の在り方―の3点を挙げた。
(1)については、具体的な指標として病床(重症病床)使用率や新規感染者数、療養者数の数値を設定。数値はワクチン接種の進捗(しんちょく)を踏まえつつ、「第5波」の数値や「レベル3」の数値の水準を考慮して設定する。また、これまでの新規感染者数の今週先週比、感染経路不明割合の指標についても、引き続きモニタリングを実施するとした。
(2)については、国の分科会の考え方や基本的対処方針を踏まえながら、レベルごとの対策について検討。(3)については、原則、全道域での運用が必要としながらも、人の往来が多く、感染拡大の中心となってきた札幌市内における対策の重要性を指摘。札幌市とそれ以外の地域に分けてレベル運用する考えを示した。
有識者会議は、道の見直し案の論点におおむね賛同。道は「現在、全国知事会を通じて、レベルの区分けに対する最低限の基準や統一的な指標の必要性、レベルの評価と緊急事態宣言との関係性の明確化などを国に求めている」と説明。今後、「具体的な検討を進め、改めて案を示したい」と話した。
















