苫小牧市美術博物館はこのほど、標本について学ぶ「博物館が伝えるハーバリウム」を開催した。市民8人が参加し、植物の樹脂封入標本を制作した。
同館で開催中の企画展「ウトナイ湖 うつりゆく自然とその未来」の関連行事。会場に同湖周辺の動植物の標本を数百点展示していることから、標本への理解を深めてもらおうと企画した。
同館の江崎逸郎学芸員が「自然の本質を多くの人に伝えられる教育価値の高い物」と標本の役割や意義を説明した後、同館が地下収蔵庫で保管している動物のはく製や昆虫の標本を見学した。
樹脂封入標本は、苫小牧総合経済高校の吉沼利晃教諭と生徒2人を講師に迎えて作製。同館の学芸員らがウトナイ湖周辺で採集し、乾燥させたワスレナグサが用意され、参加者は樹脂を3層に重ねてこれを封入し、キーホルダーに仕上げた。
市元中野町の大橋一人さん(62)は「初めて標本を作ったので楽しかった。孫にプレゼントできたら」と笑顔を見せた。
















