ふるさと新聞アワードで本紙が初代グランプリ

ふるさと新聞アワードで本紙が初代グランプリ
表彰状を受け取る半澤記者=26日、東京都千代田区

 メディア業界の専門紙「文化通信」を発行する文化通信社(山口健社長)は、地域紙の優秀な記事に贈る「ふるさと新聞アワード」の第1回グランプリに苫小牧民報を選び、26日、東京都千代田区のプレスセンターで表彰式を行った。受賞したのは本紙3月27日付「アイヌの丸木舟55年ぶり発見」の記事で、取材した半澤孝平記者に表彰状が手渡された。

 記事のきっかけとなったは本紙第3社会面の「落とし物」欄。警察担当記者が毎日、苫小牧署やJR苫小牧駅、道南バスから落とし物の情報を集めて掲載しているが、同署の記録に「丸木舟」とあり、不思議に思って取材を始めた。苫小牧市美術博物館の調べで、アイヌが航海や漁業に用いたイタオマチプ(板つづり船)とみられることが分かり、同博物館が発表した。

 記事は、選考に当たった放送作家・脚本家の小山薫堂氏ら5人の外部審査員から「落とし物に丸木舟を見つけ、文化財の保存につながったことが素晴らしい」と評価を受けた。半澤記者は「地域ジャーナリズムに光を当ててもらい、感謝したい。これからも地域に根差した取材を続けていく」と受賞の言葉を述べた。

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