感染拡大「第6波」に備え 保健・医療提供体制 確保計画を策定 道が示す

感染拡大「第6波」に備え 保健・医療提供体制 確保計画を策定 道が示す

 道は29日、新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」に備え、保健・医療提供体制確保計画を策定し、道議会保健福祉委員会(笹田浩委員長)に示した。今夏に本道を襲った「第5波」と同程度の感染拡大が生じることを想定し▽健康観察・診療体制▽入院外の治療体制▽入院体制―のそれぞれの新たな対応を定めた。

 新計画は、従来の「病床・宿泊療養施設確保計画」を見直して策定した。一般医療との両立を図り、道民が安心できる総合的な体制を整備するのが狙い。

 具体的には従来計画から(1)遺漏の生じない陽性者のフォロー体制を整備(2)中和抗体の投与など早期治療の実施体制の整備(3)確保病床への確実な入院調整を可能とする医療機関との連携(4)病床を補完する瞬時の医療施設・入院待機施設を含めた医療体制の確保(5)感染拡大期に対応できる人材確保対策―の5項目を見直した。

 現在2000床を確保している病床については、これまでフェーズ1~3の3段階だったが、新たに緊急フェーズを加えて4段階に設定。道内6圏域ごとの確保病床については「国において医療機関名と病床確保料の見直しが示されたことから、現在、医療機関と再調整中」とした。宿泊療養施設の稼働居室数については、最大2500室を確保する。

 また、保健所の体制強化を図るフェーズの移行基準としては、人口10万人当たりの1週間の陽性者数15人以上でフェーズ1から2に移行。陽性者数25人以上で、フェーズ2から3に移行する。

 自宅療養者の治療体制では、訪問診療やオンライン診療、外来診療に対応できる医療機関を410カ所確保。自宅療養者に対する医薬品の提供体制では、医師の処方箋、自宅まで薬剤を配達する薬局を全道で519カ所確保した。

 道では新計画を基に「今後、感染者への対応を強化したい」としている。

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