苫小牧市の川沿公園体育館と日吉体育館の指定管理者・都市総合開発は、両体育館の照明をLED(発光ダイオード)に改修した。利便性の向上やコスト削減効果が期待できそうだ。
10月下旬に両体育館で改修工事が行われ、アリーナ照明が水銀灯からLEDに交換された。ロビーや更衣室なども含め、館内すべての照明がLEDとなった。両施設のアリーナ照明の最大照度は500ルクスとなり、川沿公園体育館の場合で約100ルクス向上した。
専用のリモコンやタブレット端末の操作で照度変更が可能になり、0~100%まで無段階で調整できる。費用面では両施設とも3割以上のコスト減が見込まれるという。
同体育館の中村翼副館長は「照度は競技によって調整できるので幅広いニーズに応えられる。電気代も抑えられる」と期待する。
スポンジテニスで利用する川沿町の松浦賢二さんは「かなり明るく感じる。速い球も見やすくなった」と話していた。

















