千歳川のシロザケの捕獲が好調だ。日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事業所=千歳市花園=が左岸に設置するインディアン水車(捕魚車)の捕獲数は12月7日時点で32万7082匹。8年ぶりで30万匹を超えた昨季(33万8082匹)に迫る勢いを見せている。
今季の捕獲作業は7月19日に始まった。ふ化事業を目的とした親魚の採卵作業は9月8日から行っている。
今季の道内サケ漁は日本海とオホーツクを除き不漁。一方で日本海が好調だった要因について、さけます・内水面水産試験場(恵庭市)の卜部浩一研究主幹は「今季の主体は4年魚。日本海には暖流が入っており、水温が高く2017年生まれの稚魚が降海時の水温環境が適していたことと、その年の夏までにオホーツク海に到着するのに通過する宗谷海峡の水温が一定期間維持されたことが考えられる」と説明する。
同協会の安藤孝雄専務理事は「当初は親魚を20万匹確保できればと思っていたが、(研究機関の)回遊予想通り」と話す。採卵も順調で目標(7230万粒)を上回り、他地域への提供分を含め歴代3位の1億300万粒を確保した。千歳のインディアン水車は10日で今季の捕獲を終える
















