引きこもり当事者や家族を対象とした交流会「居場所とまとま」がこのほど、苫小牧市民活動センターで開かれた。札幌のNPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク(田中敦理事長)が主催し、スタッフや支援者を含め20人が参加。「家族の引きこもりで先の見えない毎日。心が押しつぶされそう」と打ち明ける人もいた。
交流会では、引きこもりの経験がある同法人のピアスタッフ4人が自身のこれからの目標や現在感じていることを発表。引きこもりへの無理解や偏見が引きこもりを経験した人の社会参画を妨げていることや、自分の長所を収入につなげて安心な暮らしを手に入れたいといった願いなどを語った。
この後、家族会と当事者会に分かれて交流した。家族会には就労支援や不登校支援などの関係者も参加。わが子が長く引きこもっている人は、「どうしたらいいか途方に暮れている」と切実な声を寄せていた。
同法人は引きこもりの当事者や家族の支援団体で、2018年度から苫小牧でも交流の場をつくってきた。今年度も苫小牧保健所、市社会福祉協議会と共催し、8月から今回まで5回、「居場所とまとま」を直接来場とオンライン参加のハイブリッド形式で開催。延べ約100人が参加した。
田中理事長は「毎回参加してくれる人も多く、居場所として定着しつつあるという手応えを感じている。来年度も何かの形で継続していきたい」と語った。
















