輸出入総額7カ月ぶり減 10月新千歳

輸出入総額7カ月ぶり減 10月新千歳

 函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の10月の貿易概況によると、輸出入総額は前年同月比0・6%減の20億4100万円で、7カ月ぶりに前年実績を下回った。輸出で約2割減った影響が大きく、香港向けのナマコが大幅に落ち込んだ。

 輸出は同19・6%減の13億8500万円で、2カ月連続のマイナス。魚介類や同調整品が同約4割減の6億1200万円と振るわず、中でも香港向けの塩蔵ナマコが約4億5900万円減、同乾燥ナマコが同1億2300万円減だった。

 輸入は同2倍の6億5600万円で、8カ月連続のプラス。輸送用機器は同13・7倍の1億4500万円で、米国向けの航空機1機・約1億4000万円の「特需」があった。一般機械は同2・3倍の1億7200万円で、オランダからの酪農用機械が増えた。

 総額は7カ月ぶりのマイナスだが、前月からは約600万円増えた。コロナ流行前の2019年10月と比べると、総額は52・8%減、輸出は57・8%減、輸入は37・6%減と落ち込んだ状況。海外との直航便が再開するまで同様の傾向が続きそうだ。

 入港機は前年同月比約4割減の31機。内訳は貨物のみを載せた旅客定期便が9機、貨物チャーター便が13機など。出入国者はゼロだった。

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