年末を控え、苫小牧市内の卸業者は正月料理の食材を出荷する準備に追われている。苫小牧市港町の海の駅ぷらっとみなと市場内の玉晶青果店(玉腰晶代代表)では、従業員やアルバイトの高校生たちが道産ゴボウの袋詰め作業に大忙しだ。
ゴボウは地中に根を張り、真っすぐに成長する様子から「延命長寿」や「家族が土地に根付き安泰に暮らせるように」といった願いを込め、古くからおせち料理に用いられている。
同店では、玉腰代表の母校である駒大苫小牧高校の野球部部員を袋詰めのアルバイトとして雇うのが恒例。今年は11日から19日ごろまでが作業のピークで、同校3年の三次(みよし)陸矢さん(18)は「現役時代から(玉腰代表に)試合観戦に来てもらっている。少しでも恩返しできたら」と熱心に取り組んでいた。
「土付きゴボウ」や「洗いゴボウ」は、24日に出荷がスタート。刻んだり、ささがきにしたり加工されたゴボウは29、30の両日に販売のピークを迎える。胆振や札幌のスーパーなどに流通する予定で、玉腰代表は「家族でおいしく食べて、良い年を迎えてほしい」と話した。
















